ラトケ嚢胞(のうほう)
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ラトケ嚢胞(のうほう)
- ラトケ嚢胞とは脳下垂体の中に粘液が袋状に貯留している病態です。胎児期には下垂体の中に特殊な組織があり、通常は生まれて来るまでに退化するのですが、そのまま残存し袋状になって膨らむことにより生じます。多くの場合どんどん大きくなることはありません。頭部MRI検査により偶然発見される場合が増えています。
- ほとんどは無症状で経過します。しかし稀に嚢胞が大きくなる場合があります。その場合は、視力障害(視力が落ちる)、視野障害(目の見える範囲が狭くなる)、下垂体ホルモンの異常などが生じることがあります。
- 症状がなくホルモン異常もなければ治療の必要はなく、頭部MRIでの経過観察が行われます。嚢胞が大きくなり症状が出現した場合には手術を検討します。
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