脳神経外科で行うCT検査(頭部CT、CTA) についてご説明いたします。

CT検査とは

CTとは、Computed Tomography:コンピュータ断層診断装置 という検査機器のことです。
CT検査は、X線を使って身体の断面を撮影する検査です。

CTの画像診断は、提携医療機関「AIC八重洲クリニック(東京・日本橋)」の放射線科専門医が担当します。

AIC八重洲クリニックでは320列マルチスライスCTにより検査を行います。320列マルチスライスCTは64列や16列CTに比べ被ばく量が大幅に少なく、高品質な検査画像が得られます。

画像検査の結果は、当院の脳神経外科専門医がダブルチェックした後、説明を行います。

脳神経外科で実施するCT検査

頭部CT

レントゲン検査と同様、X線(エックス線)を使って頭蓋内の断層写真を撮影する検査です。丸い筒の中に頭を入れて行われます。この筒の中から、患者さんの頭の周りを一周するようにエックス線が照射されます。そして、頭を通過したエックス線をコンピューターで計算して重ね合わせると、頭の中を輪切りにしたような画像が得られます。

頭部CT検査では、頭部外傷(頭蓋骨骨折や外傷性頭蓋内出血の有無)・脳出血や・くも膜下出血などを迅速に診断することが可能です。

当院は320列マルチスライスCTを使用しており、短時間に頭部全体を高画質で撮影しています。
従来のCTでは頭部の撮影は1秒~1.5秒の回転速度で10秒~15秒かけて撮影していましたが、0.75秒の回転速度を使用し、約6秒ほどで検査が終了します。

頭部CT検査の画像

頭部CT検査画像頭部CT検査画像
頭部CT検査の特徴

(1)急性期病変(特に脳出血)を疑う場合には短時間で結果がわかるCTが有用です。
(2)320列マルチスライスCTは64列や16列CTに比べ被ばくが大幅に少なく、高品質な検査画像が得られます。

CTA(CT血管撮影)

MRAとは、磁気の力を利用して血管の状態調べる検査です。頭部のMRAでは、脳の血管だけに特化して病変の有無を確認します。くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤のスクリーニング検査として有用であり、脳血管の閉塞や狭窄、未破裂椎骨動脈解離、脳血管奇形などを検出します。MRAは磁場による血流の信号を画像化しています。磁場が弱く画像の不鮮明な場合、擬態的に病巣(動脈瘤、狭窄等)に見えてしまうようなことが生じることがあります。しかし、磁場強度を3.0テスラに上昇させると高分解能を有する画像が得られ、細かいところがよく見えるようになり、病変の診断能力が著明に向上します。(そのため当院では頭部検査に3.0テスラMRIを推奨しています。)

CTA(CT血管撮影)検査の画像

CTA(CT血管撮影)検査画像CTA(CT血管撮影)検査画像
CTA(CT血管撮影)検査の特徴

(1)MRAと比べると造影剤を利用し、被ばくがありますが、検査精度が高いのが最大の特徴です。
(2)検査時間は20分程度で検査が終了します。

 

 

 


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